エギングより当たり、ヤエンを投入する必要なくアオリイカを釣る新釣法「だもんで式」
今回は「だもんで式」に使うラインをご紹介します。
使っているライン
ズバリ、私がだもんで式で使っているラインは0.6号のPEラインです。
これに2.0号のリーダーを1.5mほど、FGノットで結合しています。
なぜこのラインを選ぶのか、ご説明していきたいと思います。
風、海流の影響が少ない
同じ太さのPEラインとナイロンを比べると、PEラインの強度は非常に高いです。
そのため細いラインを選択することができます。
ラインが細いと風や海流を受ける面積が少なくて影響を小さくなり、ラインコントロールが容易になります。
感度が良い
PEラインは伸縮性がないことが特徴です。そのため感度が非常に高いです。
アジの動きやアオリイカのアタリが竿に明確に伝わり、海中の状態を推測しやすいです。
やり取りの時にはアオリイカの引きが手元に直接伝わり、スリリングなファイトが楽しめるのも特徴です。
劣化が遅い
ナイロンラインは「吸水性」が高く「紫外線」で変質するため日々劣化していきます。
一方でPEラインは「吸水性」がなく、「紫外線劣化」も極めて少ないです。
私が使っているPEラインは、古株で3年前に買ったものになります。適正荷重を守れば1年程度は使えるので、非常に経済的です。
ヤエンを投入する必要がない
ヤエン釣りはナイロンを使用する人が多いみたいです。これはナイロンの道糸からアジまでに障害物が何もなく、ヤエンをアオリイカのもとに送り込みやすいためです。
PEを使うときは根擦れ対策や衝撃緩和のため、一般的にはフロロカーボン製のショックリーダをFGノットで結合する必要があります。この結合部が障害になると考えられるわけです。
対してだもんで式はヤエンを送り込む必要がないため、アジと道糸の間にFGノットがあっても問題にならないわけです。
とはいえFGノットもきれいに結べば、よっぽどヤエンの障害にはならないと思いますけどね。最近はPEラインを使うヤエン師の方々も散見します。
軽い比重でOK
PEラインは比重が軽く、水に浮く性質を持っています。
「え、アジに底の方を泳がせるなら不利なんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、「だもんで式」はアジに付ける複数の針やサルカンに重みがあり、比重の軽いPEラインを使っても底の方を泳いでくれます。
最近エギングやジギングで高比重PEなるものが流行り出していますね。
これは少し割高ですが、だもんで式の場合は高比重なものを選ぶ必要がなく、ラインの選択肢が増えるのもいいことかと思います。
おすすめPEライン
ダイワ UVFエメラルダスデュラセンサーLD+Si2 200m
私が最近よく使うのはこのラインです。
200mでこの値段はとても良心的だと思います。
堤防からのアオリイカ狙いであれば半分の100mで十分なので、私は2回に分けて使います。
ダイワ UVFエメラルダスデュラセンサーX8+Si2 150m
先ほどと同じ「DAIWA」の8本撚りのモデル。
浜からの釣りなど、飛距離を出したいときはこのラインを使います。
まとめ
今回はだもんで式に使うラインをご説明いたしました。PEラインは細くて強く、劣化なく、FGノットも障害にならないので、愛用しています。みなさんもだもんで式をする際は、是非PEラインをご使用してはいかがでしょうか。
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