釣具屋さんでよく見るこの仕掛け。
SASAMEさんが出しているのりのり天国シリーズです。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図3.png)
このシリーズ、実は今回の3種類以外にもあるのですが、まぁよく釣具屋さんで見かけるのはこの辺りかと思います。
今回はこの3種類の特徴水中での動きを、我が家のアオリイカさんの水槽で見てみましょう!
まずは動画でご確認を!
使用商品のご紹介
今回使用した仕掛けはSASAMEさんが出している「イカのりのり天国」シリーズです。
釣具屋さんのイカ釣りコーナーに行くと、まず目に入るのがこのシリーズかと思います。
ですが3種類もあると、どれにしようか迷いますよね(笑)
というわけで、それぞれどのような特徴があるのか、水槽の中で見てみましょう。
今回のアワセかた
前回がまかつさんの仕掛けで検証した際に、浮き釣りは背掛けが有効であることが分かりました。
ですので今回も背掛けで検証していきます。
また、先ほどの動画ではアワセの方向は上と横で実施しておりますが、横方向のアワセが有効的でしたので、ブログ内では横方向のアワセのみを考察していきます。
スーパークリア天秤式
では初めはスーパークリア天秤式です。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図1.png)
天秤が透明な樹脂で、イカから目立たない仕様になっています。
イカに掛かる針は一段で、魚を掛ける針は移動せず、ガチガチに固定されています。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図4.png)
これにウグイを背掛けして、イカに食べてもらいました。
横向きにアワセを入れると…
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図5-1-1024x311.png)
しっかりと跳ね上がってイカの胴に当たっています。
ちなみにイカがアワセに抵抗して下方向にジェットするタイミングで、より針が跳ね上がっている印象でした(動画を要チェック)。
そしてこのスーパークリア天秤式、天秤が樹脂でできているので、手で少し曲げてみたところ簡単に形状が付きます。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図6.png)
魚を掛ける針と同じ方向に少しだけ天秤を曲げました。
これでアワセを入れると、よりイカ針がアオリイカに当たっている印象でした。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図7.png)
向こうアワセ2段
続いて向こうアワセ2段を見てみましょう。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図8.png)
こちらはイカ針が2段になっています。そして魚に掛ける針の根元にビーズが付いていて回転でき、魚が泳ぎやすくなっています。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図10.png)
またビーズの両端に編込みがありますが、この編込みは移動しませんので、ビーズの位置を上下方向に変えることはできません。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図9-1.png)
さてこちらもアオリイカに食べてもらい、仕掛けの動きを見ていきましょう。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図11.png)
アワセを入れて感じたのは、スーパークリア天秤式と比較してキビキビと跳ね上がっている印象でした。ソリッドタイプだからでしょうか。
またイカ針が2段になっていることで、アオリイカに針が当たる確率が上がっている気がします。
遊動向こうアワセ
最後に遊動向こうアワセを見ていきましょう。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図12.png)
こちらはイカ針が2段で、魚に掛ける針がハリスまで自由に動く構造になっています。アジが泳げる範囲が広がり、イカの目に入る確率が上がりそうです。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図13.png)
ただし、跳ね上がりの支点となるこの部分は固定されてて、魚を掛ける針はこれより仕掛けの下の方にはいきません。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図14.png)
ではアオリイカ水槽で、動きを観察します。
ウグイを背掛けして水槽に入れたところ、遊動の仕掛けが機能して上下に広く泳いでくれそうであることが分かりました。
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図15.png)
アワセを入れると…
![](https://damonde-labo.com/wp-content/uploads/2022/03/図16-1-1024x268.png)
誘導している針が天秤より上にいるときは、イカ針が下にさがったままです。
しかし遊動針が天秤のシモリ玉までくると、テコが働いて勢いよく跳ね上がりました。
これは支点の位置をもう少し天秤の中央に持ってこれたら、跳ね上がりの勢いがさらに付くかもしれませんね!自分で作ってみようかしら…。
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